みらブログ

デフレで疲れた方の身体と心を癒すべくヒーリング(内部表現書き換え)を行ってます。身体・無意識開発をメインに活動中。苫米地・高岡理論をなんとか使ってます。

ウーバーイーツでコロナ取材記in京都その3〜配達員からみた「自粛と補償をセットにする」必要性

こんにちは、ヒーラー兼ウーバー配達員の永野です。

最低限度だけ京都で配達する生活をしています。昨日はデリバリーの合間に、こんな動画を撮影しました。


2020年4月28日 京都駅改札・四条通り付近・駅構内の映像

人がガラッガラ。京都駅ですよ?、信じられないですね。まるで漫画の世界。動画内にはないですが、いつもは長蛇の列で賑わっている(最低でも1時間以上は待つといわれている)ラーメン屋も、今日だとガラガラ。めちゃくちゃ繁盛している店でもそのくらいのレベルです。

今回は配達員目線から、店側と配達員、両方の未来を考えてみました。

 

飲食店の置かれた現状を冷静に分析してみる。

まずは店側の現状から。

1 やることは皆、同じ。デリバリーと店頭で弁当を売る。

僕が店舗を見る限り、

・ウーバー配達(デリバリーを開始する)

・店頭で弁当を売る

の2つをやってることが多いです。最近は聞いたことない中華屋さんとか、新規店舗でピックアップすることが増えました。ウーバーイーツへの加盟(登録)も、パンク状態とのこと。 

京都で大きな通りでちょっと走っただけで、店頭で弁当を売っている店が3・4件ありました。しかし、その通りを一本変えたら、また別の店が弁当を売っているような状態です。全員が同じことやり始めています。

2 コロナ禍を生き抜く飲食店の現状

小さい店舗は、大企業のように内部留保はありません。せいぜい1ヶ月、多くて3ヶ月あればめちゃくちゃある方です。

飲食業の内部留保の平均は1.5カ月分といわれていますから、それでは全く有効な手だてにはなりません。

一般の方は「売れてる店なんだからお金いっぱいあるだろう」と思ってそうですが、そんなことはありません(僕自身、そんなイメージをしていましたが、実態は違うようです。)

3 一番苦しいのは家賃

店の収入がない状態でも、家賃は払わないといけません。京都にもよくビルの一角を借りてやっているお店があります。地下や2階でエレベーターで取りに行く、隠れ家的な店とかですね。

調べてから驚きましたが、この家賃(テナント料)は都会であればめちゃくちゃ高い。坪数にもよりますが、何十万、何百万は平気で飛びます。京都なので東京よりは安いでしょうが、高くないわけない。

中小企業への給付金は持続化給付金がありますが、最大200万・しかも一度きりというもの。払うのは家賃だけじゃないわけで、こんなの1ヶ月程度の延命効果しかありません。

都市によって休業補償はありますが、これも東京で50万程度です・・・。

「感染拡大防止協力金」について|東京都産業労働局

4 融資は結局、借金である。

その他、社会福祉協議会や公庫からでているものもありますが、これらは融資なので、結局借金です。

仮にコロナウイルスが終息するのに1年かからなかったとしても、経済の回復にはもっと長い年月を要します。iPS細胞の山中さんがおっしゃっていたのは、あくまでコロナウイルスが収まるまで1年というもの。経済の回復という意味ではありません。

iPS研究所の山中教授「最低1年は我慢を」 新型コロナ終息へ「専門外」でも情報発信続ける|社会|地域のニュース|京都新聞

もっと長い時間がかかります。

公庫(↓)から仮に何百万・何千万と出してもらっても、おそらく返すのに3年以上かかるでしょう。4年目以降ですと、利子も普通についてきます。

新型コロナウイルス感染症特別貸付|日本政策金融公庫

まとめ

畳んでも地獄、畳まないのも地獄、これが飲食の現状です。

こんな記事を発見しました。

「新型コロナウイルス感染拡大がいつまでに終息すれば経営的に乗り切れるか」という問いに対して、

・「4月末」が20.3%

・「5月末」は16.6%

・「6月末」が15.5%

と続いています。この記事を書いているのは現在(4月28日)。20.3%は4月末までに終息すれば、ですから、この人たちは「もう経営的に乗り切れない。」ということになります。「3月末」も含めると「6月末」までが約6割となります。

緊急事態宣言も延長する可能性が出てきている以上、以上1〜4を踏まえると、6割もかなり現実的な数値です。

 

ウーバーイーツ配達員バブルはコロナによって、完全終了

今度は配達員側の現状。

今日はこんなツイートを目にしましたので、リツイートしました。

学生が代表的ですが、職のなくなった方が、ウーバーイーツに参戦してきます。「考えることは皆、同じ」なのは、配達員側も同じ。その結果がこちら。

京都の配達員同士で話すと2月の後半くらいから「なんか全然鳴らないね(注文入らないね)」という話題は出ていました。3月になって本格化、4月になってからも全然稼げなくなっています。専業でやっている方は本当に大変らしいです。

ライバルが多くなりすぎて、配達員一人にまわってくる件数が減って、稼げなくなっています。東京や大阪など、京都と比べれば人口が多い都市はまだマシだと思いますが、同様の傾向を辿るでしょう。

ウーバーイーツはこれまで、普通より稼げるアルバイトでしたが、コロナショックによりどうなるかわからなくなりました。

 

配達員が儲かる未来、店側がたくさん生き残る未来は現実的に考えたら「ない」。

次は未来どうなるかを考えてみたいと思います。

巣篭もりしているのだから、注文は増えるのでは?は一面

「巣篭もりが増えたのだから、デリバリーが増えるんじゃ?」と思う方もいます。ここで一度、配達員目線・店の現状を整理します。

僕ら配達員に配達依頼が届きにくい理由は以下の2種類

・1 配達員が増えた(職がなくなった方や学生が増え、競合が増えた。)

・2 ウーバーイーツを頼む人自体が減った(購入者が減った)

1は説明不要。

2について。リーマンショックの時とは違って、ウイルスのことですから、いつまでこのような状態が続くかわからない、ただでさえ学生はお金がなくなって、働いている方も首を切られるような状況です。「自分もどうなるかわからない」と思ったら、お客さんは財布の紐は締めますよね。わざわざ手数料のかかる食事を選ばなくなります、少しでも貯めておきたい心理が働きます。

ウーバーイーツの注目度自体は上がっていますが、どこまで長期的に消費に繋がるかというと、微妙なところです。

簡単未来予想図→全員共倒れ

配達員→配達員はかけた時間に対して、件数が少なくなっているので、儲かりません。貧乏な人が増えます。

店→店内に人を呼び込めない店は、店頭で売るか、デリバリーに頼ります。しかし競合が考えることは同じ。前と同じくらい客数があれば(店内に来ない分、デリバリーで出れば)話は別ですが、肝心のお客側にお金を使おうという心理は働いていません。当然売れなくなります。そもそもウーバーイーツの手数料は35%。そこまで儲かるわけない汗。

これがまさしく経済がまわっていない状態です。

実は

・巣篭もりが増えた

・デリバリーを行う店が増えた

・配達員が増えた

という状況は一見、すごいお金がまわってそうですが、誰も得していません。社会全体がアレな状態ですから、しょうがないです。デリバリーが可能な仕事は、観光業などに比べれば、まだマシといえるかもしれませんが。

★東京で注文が多く来て止まらないという声も一部耳にします。ここらへんは京都と東京でだいぶ温度差があるのかもしれません。東京はやっぱり人口が多いですから。

 

まとめ〜「命か命か」という議論と、自粛と補償はセットという話

こういった現状を、Youtubeなどでも声を上げている方がたくさんいます。これを全国の飲食店の方は感じているから、休業補償もないのにただただ自粛要請しろってなんやねんと怒っているわけです。

自粛要請とは「なんかあったらお前らのせいね」という、政府側の責任放棄です。それに国民が乗っかっている(営業している店を叩いている)という地獄絵図。

誰しもが、何度も事例に出されていますが、失業率と自殺率は日本では強い相関があります。このままでは大勢死ぬのは間違いないでしょう。

「経済?そんなこと言っている場合じゃなくて命!自粛だ!」みたいな「命か経済か」みたいなこと言っている人もいますが、よく考えてみれば「命か、命か」という議論です。飲食店に今、立たされているのは、自分の店を、閉めるか閉めないかという単純な問題ではないんです。

自粛と補償はセット以外ないはず。

配達していると店の方の顔色が日に日に青白くなっていくのを感じます。正直、店舗の対応が悪いとかグチグチいいながら配達員をしていましたが、流石にこれはヤバすぎる。かわいそすぎる。

SNSで声を上げたから、世帯の30万から一律で10万円になったわけです(政府も支持率を一定程度、気にしているものと思います。)

店舗に対する新しい補償が生まれる可能性もゼロではありません

だからこそ声をあげましょう!

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【今日の雑談のコーナー】

井上が乃木坂卒業。お疲れ様でした。「昔の乃木坂が変わってしまう~」とか思うほど長くは見てないからアレだけど、本当にいいグループだと思う。

 

【ブログ主プロフィール】

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職業:ヒーラー(気功師)、ゆる体操指導、ウーバーイーツ配達員(副業)

連絡:以下のいずれかの方法で、お願いします。

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