みらブログ

クライアントの身体と心を癒すべくヒーリング(内部表現書き換え)を行ってます。

「小児性愛」という病、を読んで。

 

「小児性愛」という病  ―それは愛ではない

「小児性愛」という病 ―それは愛ではない

  • 作者:斉藤 章佳
  • 出版社/メーカー: ブックマン社
  • 発売日: 2019/11/20
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

グループミーティングを勧めている項目があるが、必要だと思われる。重度の犯罪(人殺し等)にしろアルコール中毒にしろ、なんにしろシェアした方がいい。当人は罪の意識を持っておらず、自分を正当化することも多い。

反省させればいい的なルートや、「底つき体験」では治せないというのは今後、常識になる。「反省できる機会があったのにお前は何やってるんだ」という言葉もあるが、誰しもがこうした状況に何かの機会でいく場合もあるわけ。

反省させると犯罪者になります (新潮新書)

反省させると犯罪者になります (新潮新書)

  • 作者:岡本 茂樹
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2013/05/17
  • メディア: 単行本
 

 特定の悩みAで集まるのも良し。しかし悩みA、悩みB、悩みCという人で集まってもいいだろう。この場合、共感が生まれづらいが・・・。

 

「男が痴漢になる理由」で「すべての男性はそのパーソナリティに"加害者性"が潜在している」と書きました。より正しくいうなら、「すべての"人"はそのパーソナリティに"加害者性"が潜在している」のだといえます。

P251から引用

加害者が100%に近い確率で児童ポルノを見ていたという。ここらへんの因果関係はまだわからない。アンカーは別の環境下に埋め込まれて、トリガーを引いたのが作品、とも考えられる。

 

男というレッテル自体が非常に強力なものだ。上野千鶴子さんが「差別型企業(男尊女卑)の方が利益が出づらいデータもあるのに、企業はそれを採用しようとしない」といったくだりを紹介されていたが、論理でない部分で男は女性が怖い・・・というより、「男性」というスティグマが強烈すぎるのだと思う。

岸田秀さんなどは女性は演技で、男性は演技していない、ということを書いていたが、論じている部分が違うのだろう。社会からの立ち位置、こうでなければ、という抑制は男性の方が圧倒的に多く女性からは考えられない緊張を生んでいる。

この緊張は男性が言ってもうっとうしい(うっとうしがられる)ので、僕は社会進出した女性に言ってもらうしかないと思っている。

 

またタイトルに「それは愛ではない」とあるが、愛情というのもよくわかってない。母性も洗脳の可能性が高いわけで(母性神話)。よくいう「無条件の愛情」というのも、「そうやって条件を課してるじゃないか」と思ってしまう。

こうした大人側の認知も関係しているだろう。